法実証主義の考え方によれば「悪法もまた法である。」が、自然法思想によれば、「悪法は法ではない。」ことになる。
時効の制度は、「権利上に眠る者は、保護されない。」という法格言から説明することもできる。
「自白は証拠の女王である。」という法格言があるが、刑事訴訟において、自白Cが被告人に不利益な唯一の証拠である場合には、有罪とすることはできない。
「事実の不知は許されるが、法の不知は許されない。」という法格言があるが、責任主義の観点から、この法格言がそのまま通用する訳ではない。
「契約は遵守されなければならない。」という法格言は、契約の拘束力の根拠とされることがある。
法格言